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2008年11月 3日 (月)

日本動脈硬化学会セミナー

カミサンが朝日新聞に出ていた「日本動脈硬化学会セミナー」に夫婦で申し込み、

参加OKの返事が届き、昨日参加した。

ボクは血糖値はいくぶん高いが、コレステロール値はこれまで指摘されたことがない

ため、あまり気乗りしなかった。だが、結果的には参加して大変良かった。

場所は永田町の砂防会館。砂防会館と言えば、かつて田中角栄の事務所があった

ことで有名。

ふたつの講演、「動脈硬化はどうして怖いか、コレステロールと心血管病」

「コレステロールを下げて動脈硬化を予防しよう」、それに質疑応答を中心とした

パネルディスカッション。

日本動脈硬化学会の重鎮の先生方で話は大変わかりやすく明快であった。

大きな会場で参加者はざっと数えて700人くらい。ほとんどがシニア。

日本人の死因の第1位はガンであるが、第2位の心疾患と第3位の脳血管疾患を

合わせると日本人の3分の1は動脈硬化が原因で起こる血管の病気で亡くなっている

日本人はもともとコレステロール値の低い国民であったが、食事の欧米化や運動不足

などライフスタイルの変化から、血液中のコレステロールや中性脂肪が高い体質に

変わってきた。

ハワイの日系2・3世を長年調査した結果でもその傾向が顕著に表れているとのこと。

また”26ショック”という言葉が例に引かれた。かつて長寿の代表であった沖縄の

男性が全国長寿番付で26位になったそうで、生活習慣が体質変化にいかに影響を

及ぼすかという例示。

コレステロールのコントロールをいかに行えばよいかが講演の中心テーマであった。

定期的に医師の診断と血液検査を受け、生活習慣を改善していくことがポイント。

生活習慣の改善は、食事と運動、適正体重の維持、それに薬物療法。

いろいろ数字を交えて説明された。

総摂取エネルギー(カロリー)が重要で、1日に目標カロリーは、適正体重X25~30

kcal。適正体重とは、身長(m)の2乗X22。BMIと呼ばれる値。

ボクの場合を計算すると、1500~1800kcal。これは厳しい。

お勧め食材は魚、野菜、豆、海草。カミサンの料理は結構いい線いっている。

徒歩運動は時速6キロで30~60分。1週間3回以上、180分以上。

時速6キロということは1分100m。結構なスピード。138-(年齢の2分の1)くらいの

脈拍になる運動量がお勧めとのこと。

タバコは最悪。10年止めれば心筋梗塞による死亡率は半分以下になる。

ボクは止めて26年。これは合格。

コレステロールを下げる最も良い薬はスタチン。

ボクは糖尿病の境界型。境界型糖尿病と動脈硬化には因果関係があると明言された。

生活改善で重要なことは、とにかく続けること。

知識が整理でき、大変いい勉強になった。

帰って自分の数値を見てみた。

糖尿病の定期検査で2ヶ月に1回、3年半通っている先生にもらい、検査の度に記録

している糖尿病健康手帳を調べてみたら、総コレステロール値と中性脂肪はまったく

問題ない。ただHDLコレステロール値が正常値の40以下であったことが結構あった。

講演会のまとめが12月中旬の朝日新聞beに掲載されるとのこと。

配布された資料に先月オープンしたサイトなるほど病気ガイド”が紹介されていた。

これは役立ちそう。

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