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2008年9月18日 (木)

AIG保険

このところのトップニュースは、米国政府のリーマンブラザーズとAIGへの対応。

日本で事業を行っているAIG傘下の保険会社アリコジャパンのお客であるため、

『AIGにかかる報道とアリコジャパンについて』との表題のファックスが送られてきた。

アリコジャパンの親会社であるAIGの問題で迷惑をかけていることへのお詫び、

アリコジャパンの実質純資産額は法定の定める基準を十分に満たし、経営、財務

基盤には問題がないこと、国内の契約者に対する資産運用勘定は金融庁の監督下、

国内で管理されているため顧客への支払い等で迷惑をかけることはない旨が

書かれていた。

久しぶりにアリコジャパンの担当のKさんに電話した。

この数日たくさんの問い合わせあるようで、Kさんはファックスに書かれた趣旨のこと

を説明してくれた。

それに対し、ボクは『うがった見方をすればこういう考え方もあるのではなかろうか』

と、以下の趣旨のことをKさんに話した。

  『リーマンブラザーズを見放したFRBが、9兆円の公的資金を入れて救った

  AIGは2年間かけて9兆円を返すことが救済条件となっている。米国民は自分

  たちの税金の返済を注視している。新しい政権もそのことは十分にわかっている。

  そうであるとすると、返済に充てる原資の調達は、豊富な資金量を持つ傘下の

  企業に手が入るのではないだかろうか。好業績、好財務基盤を持つアリコ

  ジャパンは、売却・整理の格好の対象にはならないだろうか。

  リーマンが潰れ、AIGが国の管理下に置かれるような事態が起きたのだから、

  もう何でもありの状況になる。AIGの後きっともっと大きな案件が出てくるだろう。

  アングロサクソンはスパッとものを決めてしまう傾向にある。

  次から次に出てくると、AIGの問題は人の記憶から薄れていき、9兆円の返済だけ

  が残り、アリコジャパンを手放せ、売れということにならないだろうか。

  金融庁の監督下という話を錦の御旗にしていても、米国政府から圧力がかかれば

  金融庁なんて、なびいてしまう。

  そうなったとき、アリコジャパンは国内の契約者を死守するだろうか』

Kさんは、『考えもしなかったことですが、そういうシナリオだってないことはないでしょう

ねえ』と言っていた。

サブプライムローンの破たんがもちろん大きな元凶ではあろうが、情報通信の急速な

進展がもたらした、世界中が儲け至上主義にかぶれた結果の悲劇であり、また喜劇

でもあるとも言えるこの手の話は、この先まだまだあとを絶たないことだろう

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