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2008年8月24日 (日)

久しぶりに咲いたサルスベリ

数は少ないが25年くらい前に植えたRimg0578

庭のサルスベリ(百日紅)が

久しぶりに花をつけた。     

おそらく10年ぶりくらいであろう。

それにしても百日紅という漢字は

ステキだ。

我が家の百日紅には思い出がある。

勤めていた会社では当時45歳になった管理職には3ヶ月間強制的に現場を離れさせ、

FIMATと呼ぶ研修を受けさせた。

45歳と言えばまさに組織の中核。常識的には3ヶ月間現場を離れさせることなど

およそ考えられない。当時、FIMATは新聞・雑誌・テレビで何度も取り上げられた。

FIMATでネット検索してみたら、FIMATを紹介している会社の先輩のホームページ

見つかった。

ホームページには以下のように書かれている。

『FIMATをはじめた会社のねらいは、現在までの自己の専門分野を超えた総合的な

経営管理技術を身につけさせ、将来の経営幹部要員の育成、国内外の営業拠点

ならびに関係会社の経営が担当できる人材を育成すること

FIMATがスタートしたのは1979年。ボクが受講したのは88年。

もう20年前ではあるが結構いろいろ覚えている。

何と言っても、社内のさまざまな職場から集まってきた部長たちと一緒に3ヶ月間

過ごしたこと。クラスは20名くらいだったと思う。無理やり職場から離されるのだから

全員が一様に感じるのは、『俺がいなくて大丈夫だろうか』

研修がはじまってすぐは、心配で全員が職場に毎日電話していた。

ところが本人が心配することなく、どの職場も部長がいなくても問題なく動いていた。

それを知った部長たちはショックを感じるものの、そのうちだんだん電話しなくなった。

組織とはそんなものであるということを知らしめる、これがまさに会社のねらいだった。

研修の中身は多岐に及んだ。

マーケティング・国際経営・人事労務・財務会計・プロジェクト管理・・・

社長はじめ、役員との懇談は何度もあった。自由に質問ができてなかなか良かった。

経営管理講座ばかりでなく、教養講座もいろいろあった。

音楽・詩歌・宗教・歴史・・・

前置きが長くなったが、ここで我が家の百日紅の話になる。

教養講座のひとつに俳句があった。

講師は朝日新聞などの投稿俳句の選者として有名だった俳人の金子兜太さん。

金子先生の話は大好きな講座のひとつだった。講座はたぶん数回だったと思う。

研修を受けた時期は夏。夏模様を入れた句をつくる宿題が出た。

通勤の電車の中で考え、作った句を今でも覚えている。

『百日紅、今年の紅(あか)はいまひとつ』

自分ではよくできたと思ったが、金子先生の評はイマイチだったのを覚えている。

会社はFIMATには相当の金をかけた。FIMATは10数年続いた。

いろんな意味で余裕のある時期であり、かけた金に対しどれだけの効果があったかを

今ほど厳しく問われない時期でもあったのだろう。

久しぶりに咲いた百日紅の花を見て、古き良き時代を思い出した。

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