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2008年3月19日 (水)

熱海市議会傍聴(2)

休憩後質問に立ったのは市民クラブの山田 治雄さん。

山田さんの議員歴は大変長く、33年とのこと。

あらためて、お歳をお聞きし、80歳にビックリ!

お元気であるばかりでなく、見識の深さ・幅、特に弱者への目配りには驚くばかり。

理にかなった質問、説得力のある語りかけ、話しぶり・・・ 大先輩に対して不遜な

言い方ではあるが、何をとっても、さすがと思わせる雰囲気が醸し出されていて、

地方議員の範たる方である。

山田さんの最初の質問は、『平成20年度予算は、行財政改革プランとどのように

整合しているのか』

そのあと、市役所の幹部職員の退職金に対しても鋭く突っ込まれた。

『部長以上の退職金は3千万円以上。退職金を支払うために市は6億円の借金を

しなければならない。3千万円の退職金は熱海の一般事業所に勤める市民の感覚

からすると、はるかにかけ離れた金額である。何故市は借金までして、このような

高額の退職金を支払わないとダメなのか』

後期高齢者医療制度についても鋭く指摘された。

『なぜ地域説明会を行わなかったのか』 『75歳以上の人たちは従来より負担増に

なるのではないか』 『この制度は医療費を抑制するために創設されたのではないか』

『75歳以上の人たちこそが戦争後のこの国の復興を支えた人たちである。そのような

認識が欠落していることは極めて残念である』

 ※ 筆者コメント:”後期高齢者”という呼称そのものに大変憤りを覚える。弱者への

            心配りをしようとしない厚労省のキャリア官僚がつけた呼称であろう

            加えて、当制度はほとんど前触れなく突如登場してきたという感じ。

            あきらかに意図が読める。小出しにすると法令化の前につぶされる

            との思いがあったのであろう。     

山田さんは、あたみ桜を市内にもっと植栽し、熱海のシンボルにするよう努めるべきで

あるとも指摘された。Rimg02061

山田さんの質問に対して、市側の

返答は不十分、不満足であった。

山田さんは厳しく再質問された。

分厚い資料を手に持って、

『ちゃんと答えてください!』と何度も

言われていたのが印象的だった。

定例会の一般質問を傍聴したのは今回が初めてであった。

民主党・市民クラブの活きのいい質問が聞けて、横須賀から駆けつけてきた価値は

十分にあった。

熱海の財政状況は、今定例会で予算が無事通れば、先ずはレッドカード状態に陥る

ことはないものの、まだまだ予断を許さない状態であることには変わりない。

熱海市の高齢化率(65歳以上のお年寄りの割合い)は既に34%。

人口は4万1千人台でいぜん漸減傾向。世帯数は2万1千台。

ということは1世帯平均2人以下で、多くが独居の高齢者世帯ということになるので

あろう。

企業誘致の必要性が唱えられはじめて久しい。

観光客に加えて、居住する若い人を増やす必要があると言われて、こちらも久しい。

とにかく”元気な熱海”の復活を願ってやまない。

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コメント

山田議員氏って、侍、ですね!

実際、役所職員の部長級、課長級の退職金、高すぎ、です。 まぁ、議員さんの報酬も、そうですが・・・。

熱海に、風、吹かせてくださいね。

コメント書き込みありがとうございました。

山田議員は大好きです。
もちろん熱海だけではないですが、行政の人にかかる
コストは高すぎです。

風を吹かせるなんて、とんでもありません。
ただ、熱海再建の応援はずっと続けていきたいと思っています。

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