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2008年3月23日 (日)

講演『新しい大人文化の可能性』

昔の会社の仲間が主宰するメーリングリストで、まさに我が意を得たりと思うメールが

送られてきたので紹介する。

内容は講演録で、タイトルは、『団塊世代への期待と新しい大人文化の可能性』

講演者は、博報堂エルダービジネス準備室室長、阪本節郎さん。

実は阪本さんには現役時代5~6度会ったことがあり、ITを活用したシニアの社会

参加を中心に、意見交換とコラボレーションを議論したことがある。

当時からシニアに関しては造詣が深く、新聞・雑誌で何度も阪本さんのお名前を見た

ことがある。

以下、阪本さんの講演録。

これからは人生のとらえ方が大きく変わる。50才からは余生をおくるという従来型の

人たちから、50才からは人生に花を開かせるという人たちが多くなり、社会に大きな

インパクトを与える可能性が出てきた。 

” 50+Forever:Having the time for your life” (永遠の50+:人生最高の時へ) 

世界最大の高齢者NPOである米国のAARPは、最近50代以上のエルダー世代を

総称してそう呼んでいる。

“永遠の50+”これからは50歳過ぎたらもう年をとらない。そして“人生最高の時へ。

”「自分ならではの生活を創る大人は、夫や妻と、家族と、友と若者と語らいながら、

新しいライフスタイルを生み出し、人生最高の時を創り出していく」。

 ■現実味をおびてきた新しい大人としての「団塊世代」

呼ばれてうれしい言葉は、「若々しい」「自然体」「センスが良い」で、特に50代は

「成熟」から「センスが良い」となっている。自分たちの世代をあらわすのは、「団塊」

「ベビーブーム」そして「グループサウンズ」「フォークソング」「ビートルズ」という

音楽を共有する。

いま、「新しい大人」が登場しようとしており、とりわけ「新しい大人」の「先駆け世代」

になる。「新しい大人」は「新しい大人文化」を創り出す。

 ■人口減少社会と2007年問題

2004年は127,687千人で、2005年から人口減少社会となり、1947年~49年

生まれの団塊の世代700万人が2007年に定年退職を迎え、高齢化率が20%の

「超高齢化社会」に突入、生活構造が大きく変化する。

人口増大社会から人口減少社会へ、「量の社会」から「質の社会」へ、時代の

ターニングポイントを迎えた。「全体の社会」から「個とネットワークの社会」へ、

団塊が時代の転換点を創り出す可能性がある。リタイアを迎える団塊世代は

「社会的役割」を果たしたい意向が高く、「趣味」も「仕事」も「ボランティア」もという

日本人の新しいワークスタイルをつくり出す可能性がある。

 ■熱くなる団塊の世代

 団塊定年後の「新しい社会的な役割」は、世話役、先生役、相談役である。

「定年が楽しみ」という、85%の団塊世代の男性から定年観の大転換が起こる。

エンタティメント消費は団塊女性が担う。エンタティメント、ファッション、食事という

ヨーロッパの大人型消費が日本にも登場する。

 ■動き出す「新しい大人の市場」

 団塊の定年観は「新たな出発」「人生のひと区切り」である。新しい地域社会創造の

使命感があり、日本に「新しい大人文化」が誕生し、カップル文化とクロスジェネレー

ションによる「新しい大人のライフスタイル」のモデルが生まれる。

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