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2008年3月24日 (月)

生命のメッセージ展

生命のメッセージ展』および主宰されている鈴木共子さんのことは、これまでに

何度かブログに書いた。

  『生命のメッセージ展』は、交通事故や犯罪等により理不尽・不条理に命を

  絶たれた人たちのかけがえのない大切な命の証をたどり、いのちの重さを

  訴えることを趣旨に、全国各地で行われている活動である。 

  2001年にこの活動をはじめたのは、座間市在住の造形作家の鈴木共子

  さん鈴木さんは、2000年4月、母ひとり子ひとりの中で育てられた最愛の

  息子零くんを交通事故で亡くされた。

  無免許・無車検・スピード違反の酔っ払い運転の加害者が起こした極めて

  悪質な事故であった。

  零くんは1年浪人し早稲田大学に入学した。初めての授業を翌日に控えた

  友人と2人で歩道を歩いていたところへ飲酒運転の車が突っ込んできた大変

  痛ましい事故だった。

  悲しみのどん底の中、鈴木さんは立ち上がり、交通事故や犯罪等により

  理不尽・不条理に命を絶たれた全国の被害者に呼びかけ、2001年に

  『生命のメッセージ展』は始まった。

  また鈴木さんは猛勉強され、息子零くんが入学したものの通うことが

  できなかった早稲田大学を受験し、3回目の挑戦で見事合格。

  昨年春卒業された。

このような鈴木さんをモデルに、早稲田大学創立125周年記念の一環で、昨年

0(ゼロ)からの風という映画が作られ、いま全国で巡回上映されている。

鈴木さんとは、零くんの事故直後に知り合い、以来お付き合いを続けている。

一昨日から川口市でちょうど50回目となる『生命のメッセージ展』が開かれており、

昨日お邪魔した。

このことも何度かブログに書いたが、一昨年9月、川口市で無謀極まりない運転に

巻き込まれ4人の保育園児が亡くなるという大変痛ましい事故があった。

この事故を機に、自動車運転過失致死傷罪が新たに刑法で定められた。

当事故の遺族のおひとりである福地禎明さんとも、一昨年12月署名活動をご支援

して以来、お付き合いを続けている。

今回の『生命のメッセージ展』が川口で開催されるということで、福地さんに声をかけ

昨日、会場でお会いした。Inochi1_2

メインの展示は、亡くなった人ひとり     

ひとりの等身大の人型と彼らの遺品で

あり、彼らの足跡=生きた証である

象徴の『靴』が展示されている。

人型にはひとりひとりの素顔や

メッセージが書かれている。

メインの展示に加え、前回のメッセージ展から、鈴木さんは新しい試みを

はじめられた。それは『小さな祈り手』というワークショップ。

来場者が、粘土で右下のような祈りを捧げている小さな人形を作り、

作った人の願いを『小さな祈り手』に託すという趣向である。

      Inochi2        Inochi3

ボクも作らせてもらった。ボクの作った『小さな祈り手』は鈴木さんが焼いて

くださって、次の『生命のメッセージ展』の会場に運ばれ、誰かに願いが

託される。同時に、『生命のメッセージ展』の前の会場から運ばれてきた

『小さな祈り手』の中から気に入った人形を引き取って、どこか思い出ある

場所に置いてくる。同時にその写真を鈴木さんに送るという趣旨の企画。

鈴木さんの夢は、願いを託した『小さな祈り手』が全国のあちこちに置かれ、

ひとつひとつの願いがそれぞれの場所で叶っていくことである。

メインの展示、それに新しく始まった『小さな祈り手』、いずれも本当に

すばらしい。

鈴木さんから何度も聞いたことがある。『生命のメッセージ展は母性なんです』と。

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コメント

先日は有り難うございました。もう少しゆっくりお話したかったの
ですが、時間が無く申し訳ありませんでした。
「命のメッセージ展」は初めて覗かせて頂いたのですが、非常に
癒されました。花房さんのお話どうり、鈴木共子さんは気さくな方
で「懐の深さと温かさ」を感じました。そして、どこか「少女」の部分を残された方だと思いました。「ゼロからの風」の塩屋監督が鈴木共子さんの魅力をお話されていましたが、大いに頷かされました。
しかし、鈴木共子さんと花房さんはどこか似た空気を持って
いらっしゃいますね。

先日はお疲れさまでした。
会ってもらいたかった鈴木共子さんに会ってもらって
よかったです。

あのあと閉館まで鈴木さんといろいろ話しました。
彼女はとっても魅力のある人で、そうですね、
「懐の深さと温かさ」を持った「少女」のような部分を
残した方です。

定年になりました。というより、辞めました。9月12日から14日、島根県出雲市で生命のメッセージ展をします。是非、おいで下さい。銀座の村松画廊に行けず、残念でした。また、どこかでお会いしましょう。

江角さん
いやー、おどろきました!
いろんな方にブログを見ていただいていることを
あらためて知って。

そうですか、お仕事辞められたのですか。
お疲れさまでした。

9月の出雲のメッセージ展は実家の倉敷への帰省をかねて
お伺いしようかと思っています。
村松画廊でお嬢さんの時計見ましたよ。

どうぞお元気で。


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