今朝の朝日新聞記事
朝日新聞25面、「アスパラクラブ」の「あんしんネット術」にNPOアクティブSITAの
メンバーが書いた記事が掲載された。(3回連載予定)
テーマはネットセキュリティーについて。
統計数字がいろいろ紹介されたわかりやすい内容である。
全国の多くの人たちが『わたしだけじゃない』と思いながら読んだことだろう。
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60歳以上の7割が利用
わが国のインターネット利用動向のまとめによると、利用者は昨年3月時点で
8千万人を超えた。いまやネットの利用拡大よりも、接続の質や利用内容に視点を
移す時期に来たと考えられる。
(06年)によると、利用目的は
電子メールによる情報交換、
ホームページの閲覧、音楽や
映像の入手、商品の購入、クイズ・
アンケート回答、情報発信の順と
なっており、他にもゲームの参加、
ネットバンキング、コミュニティーへの参加、就職・転職関係などがある。
また、60歳以上の利用率が伸びていて、自分専用のパソコンを7割が利用して
おり、ネット通販で商品の購入をした経験のある人も4割を超えている。接続の
設定は「自分で設定」が男性で8割、女性は「自分以外の人」が5割を超える。
一方で「ウイルスの感染」や「個人情報の保護」などに不安を感じている世帯も多く、
その中には「どこまでセキュリティー対策を行えばいいか不明」(約57%)、「難解で
具体的に理解できない」(約31%)と感じている人もいて、女性では6割以上が
セキュリティー対策を「実施していない」と回答した。
対策を怠ることで「急にパソコンが動かなくなった。あるいは動作が遅くなった」
「変なメールが来た」「知らないうちに多額の請求書が来た」「着信履歴に連絡したら、
会員登録された」など、利用者が「何が何だかわからない」うちにさまざまな問題が
起こっている。
政府は国民のセキュリティー意識向上を狙い、毎年2月2日を「情報セキュリティの日」
と定め、今年から本格的習熟活動を開始する。
次回は、この活動でも話題になっているネットを安全に利用する方法に触れてみたい。
(佐藤一・NPO法人アクティブSITA理事)
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