ニュージーランドの旅(9:ネーピア①)
4日目目指すはロトルアから220キロ南の海岸沿いの街ネーピア。
途中NZ最大の湖タウポに寄ることにしていた。
朝出発前にジルからタウポに行く途中、間欠泉や煮え立った泥が湧き上がる
マッドプールのある施設がお勧めと言われ、先ずそこに寄ってタウポ湖に行く
ことで、ジルにお礼を言ってロトルアを後にした。
ところが途中寄るはずの温泉施設を見逃し通り過ぎてしまったことをタウポの
街に入る手前で気がついた。お粗末な話である。ジルから聞いてとても興味が
ある場所だったのに。
タウポに入り、ここもガイドブックを見て行きたいと思っていたフカ滝に先ずは
行くことにした。
フカ滝の売店にいたオバアちゃんに『ここから温泉施設まで戻ったらどれ
くらいかかる』と聞いた。陽気なオバアちゃんは『40分くらいかな。注意して
運転していたら気がついたのにねえ。Naughty boy(どうしようもないねぇ)』と
笑いながらカミサンに言っていた。
引き返せすのが難しいのにはわけがあった。
この日の宿のオーナーにメールで5時までに行くと約束していたためである。
残念ながら温泉施設は諦め、フカ滝を見に行くことにした。
滝の落差は10メートルくらいでさほど大きくはなかったが、水量と真っ青な
滝の大好きなボクはしばらくその圧巻さに見入ってしまった。
フカ滝のあとはぜひ一度見たかったバンジージャンプを見に行くことにした。
NZはあちこちにバンジージャンプ施設があるが、タウポの施設は北島では
最も歴史があり最高の設備を持っているとガイドブックに書いてあった。
渓谷にせり出すように造られたジャンプ台から水面までの高さは47メートル。
ジャンプ料金は99ドル。
あった。
ひとりでジャンプ、ふたりでジャンプ、
水に深く突っ込むジャンプ、
4番目はよくわからなかった。
ジャンプ台の手前から下をのぞいて
見た。とにかく高く、足がすくむ。
周りの人が死刑台みたいだと言っていた。うん、たしかに。
体重が100キロ以上、年齢が60歳以上はダメとのことでボクはやりたくても
できなかった(笑)。
そのうち、キャーとかギャーと言いながら何人かがジャンプした。
いつの間にか時間が経って2時近かった。
何か食べるものを買おうと思ってスーパーに入ったら日本人と思える
店員の若い女性がいたので、近くで簡単に食べられる店がないか聞いた。
コーヒーショップのような店があってそこに行けばのり巻きのようなものを
売っているとのことでその店でお昼をすませることにした。彼女にネーピア
までどれくらい時間がかかるか聞いたら3時間近くかかるのではとのこと。
ネーピアのB&Bのオーナーとの約束時間の5時が心配になってきた。
オーナーはB&Bだけでなくお店(後述)をやっていて店に行くことにしていて
店は5時に閉まる。何とかオーナーのロバーツに電話しなければと思い、
やっと公衆電話を見つけたがコインはダメでカードだけ。カードは持っておらず
思い余ってスーパーの日本人女性のところに行って事情を話したら、親切にも
店の電話を使っていいと言ってくださった。ロバーツには何とか連絡が取れた。
あとはできるだけ早く車を走らせ一路ネーピアに向かって行くだけ。
途中、1ヶ所だけ滝がのぞめる
この滝は最も印象に残った滝。
大きなバイクに乗った女性が停まって
見ていた。
聞いてみるとスイスから旅行に来て
いるとのこと。自分はバックパッカー
(安価な料金で世界中を個人旅行する
人たち)で1日走って疲れたらバックパッカー向けの宿を探し、泊まりながら
旅してると話していた。
途中エゾギクをあちこちで見かけた。
この続きは、ニュージーランドの旅(9:ネーピア②)で。
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