ニュージーランドの旅(8:ロトルア②)
ロトルアに着いて、いつもの
ロトルアは湖を中心とした温泉の
街で北島ではオークランドに次ぐ
観光地。i-SITEも立派だった。
人口は7万人足らず。
宿泊したB&Bは10ヶ所の中では一番
わかりやすく、珍しく問題なく3日目の宿
"Innes Cottage"に3時ころ着いた。10ヶ所の中で最も早く着いた。
オーナーのジルが出迎えてくれた。ジルはB&Bのオーナーには打ってつけの
話好きで世話好きなおばちゃんだった。
どこもそうであったが、着いたら先ず『お茶を飲むか?』ではじまる。
ジルと一緒にお茶を飲みながらひとしきりInnes Cottage、ロトルアについて
話してくれた。
マークと呼ばれるNZ政府観光局が
認定した証明書が掲げてあった。
観光客はクオールマークを参考に
宿泊場所や訪問する施設を決める
そうだ。
Innes Cottageは3つ★プラスだった。
ジルが『このあと時間があり、もし興味があれば夕方6時半からはじまるマオリの
ショーを観に行っては。行くのであれば電話すればバスがここまで迎えにきて
その前に車で5分くらいとのことで
ロトルア湖を見に行った。
水のきれいな湖だったがさすが
温泉地。湖の沖はいかにも鉱質
という感じの色だった。
バスは予定通り5時に迎えにきた。
バスは途中7~8ヶ所のホテルやモーテルでお客をピックアップ。
マオリのショーは当然とは言え何か観光客向けという感じでイマイチだった。
ショーが終わったあと他のバスの参加者も一緒に大きな食堂で食事をした。
全員で100人以上いたのでないかと思う。
同じテーブルに座ったのはオーストラリアのパース出身で今はイギリスに
住んでいるという若い男性。それにマレーシア人で今はオーストラリアに
住んでいる家族4人。20歳中ころの娘2人は父親とはほとんど口をきかず、
いずこも同じなんだと思った。
食事が終わった後バスで各自を宿に送ってくれた。陽気な運転手だった。
バスに乗るとき料金を払った際、どうしてかと思ったが居住国と名前を
聞かれた。そのお客のリストをバスの運転手は持っていて、帰りのバスの
中で居住国の歌を各自に歌わせた。
日本人は我々夫婦だけ。運転手の指名した歌は”スキヤキソング”。
バスに乗っていたのは30人くらい。7~8ヶ国の人たちがいた。
9時半ころ宿に帰ってきた。
ジルに加え、近くに住む娘夫婦それに隣の住人のアーサーが来ていた。
しばらくしてジルのダンナのクリスが帰ってきて仲間に入った。
ダンナのクリスもジルと同じように陽気な人だった。
歳はボクより2歳上。『仕事が大好き。ずっと自分で事業をやってきてこれまで
人に使われたことがない。今経営しているのはROTORUA LUXURY(贅沢
ロトルア)という旅行会社。お客さんの対応で毎日忙しい』と話していた。
立派な会社案内のパンフレットをくれた。釣り・ゴルフ・クルージング・スカイ
ダイビング・温泉・水上飛行機・・・遊びと宿泊施設が掲載されたすばらしい
パンフレット。
『東京に事務所をつくるときは所長になるよ』と冗談で言ったら、クリスは
『いいねぇ、日本人は金持っているからなぁ』と一瞬真面目に考えていた。
翌朝は早く目が覚めたので近所をブラブラ散歩した。
着いたときは気がつかなかったが、近所には宿泊施設が多くあった。
道の向こうには2004・05年にNZの観光業表彰された施設もあった。
ジルのつくってくれた朝食をいただき、
目的地ネーピアに向けて出発した。
出発前にジルから途中に間欠泉や
煮え立った泥が湧き上がるマッド
プールのある施設があるので寄ると
いいよと勧められた。
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