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2007年9月 7日 (金)

一夜明けて

6年ぶりに首都圏を直撃した台風9号。

一夜明け今朝の首都圏の鉄道は運休、運行見合わせ、間引きで混乱が続いている。

午前2時に小田原に上陸。熱海、横須賀はまさに上陸ルートだった。

瞬間風速25メートルの勢力を保ったまま首都圏を通過するとしたら、鉄道は全面

ストップするだろうとのことであったが、それは免れた。

全面ストップを見越して、どうしても休めない人は昨夜はきっと会社の近くのホテルに

泊まったことだろう。

昨日熱海は強い風と激しい雨が、朝・昼・夜吹き荒れた。

空によくこんなにたくさん雨があるものだと思うくらい降り続いた。

400ミリ以上降った地域も多かったとのことで、都内の年間平均降水量が1500ミリ

前後だそうで、1日で1年間の4分の1以上降ったことになる。

昨日は雨で何もすることがなかったので、たまっていた1ヶ月分の熱海新聞をじっくり

読んだ。毎回マンションの管理人さんが不在時の熱海新聞をとっておいてくれていて

来たときにまとめて渡してくれる。

最近の最もホットな熱海の話題は、行財政改革。

市役所改革、財政再建を公約に掲げた元キャリア官僚の齊藤栄市長が現職を破り

当選したのは、ちょうど1年前の9月10日。

齊藤市長のリーダシップのもと、外部の専門家を入れた行財政改革会議で、5年間で

取り組む行財政改革プランの素案が先月まとまった。

人件費削減、投資的事業の凍結・延期、歳入の確保、補助金の整理、遊休資産の

処分など大規模なリストラプランが提案された。

削減の目玉は県内の最高水準にある職員人件費のカットと職員数2割削減。

総務省の財政健全化法で定められた連結実質赤字比率で試算すると、熱海は

全国ワースト6位となる危機的な財政状況とのこと。

95年度末に132億円あった市の基金は今年度末には9億円に激減する見通し。

また、税収も過去10年間で30億円の減収。

惨憺たるありさま!

これらは当然、歴代市長の失政のツケが回ってきた結果である。

行財政改革会議のまとめた大規模なリストラに対しては、当然あちこちから不満の

声があがっている。

もちろん熱海が夕張のような国の財政再建団体になることは絶対に許されない。

『市役所、市民、業界が我慢して協力しないと難局は乗り切れない』と訴える

市長に呼応し、耐え、リストラを断行し、市長が言う、『乗り切った暁には、世界の

保養地を目指す新・熱海を建設する』とのビジョンに向かって進む以外道はないと

確信する。

今年6月、地方公共団体の財政健全化法が可決され、年末には判断指標となる

各種数値が定められることになっている。そうなると、今後5年間を乗り切れない

自治体が相次ぐと言われている。

熱海の苦闘は他の市町にとっても人ごとではなく、先行し改革に手をつけた熱海は

きっと先々評価されることになるであろう。

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