予想を上回る増収増益
この数年、爆発的な勢いで伸びているSNS(ソ-シャルネットワーキング・サービス)の
国内最大手のミクシィがしばらく前に、東証マザーズ上場後初の通期決算を発表した。
売上高、当期利益ともに当初予想を上回り、増収増益。
サービス強化で利用者が増え、広告収入の伸びにつながったことが増収増益に貢献。
東証マザーズに上場したのは昨年9月。
このときもビッグニュースになった。初値が300万円を超え、時価総額2200億円。
携帯電話から利用する際の機能をパソコンと同等に強化し、動画の投稿サービスも
あらたに始めた。
結果、04年2月にスタートしたミクシィは、先月ついに利用者1000万人を突破!
わずか3年3ヶ月の大快挙!
3月の月間閲覧数は前年同月の50億回から109億回に増加したそうだ。
いずれの数字も驚異的!
月に100億回を超えるアクセスがあり、それを処理できる強靭なシステムになっている
ことも大変な驚き。
たしかに若い人たちの多くが今や手軽に携帯から書き込みしている。
マイミク仲間の娘の友だちたちのアップする子どもの写真付き書き込みはほとんど
携帯からのようだ。
ミクシィのようなネット事業者の運営するSNSだけでなく、プライベートSNSが大変な
勢いで増えてきている。
ボクも誘われて3つのプライベートSNSに入っている。メーリングリストの感覚である。
ボクのメールのプロバイダーは、かつていた会社にロイヤリティを感じるため、ずっと
ニフティ。カミサンも娘もニフティ。
新進気鋭のミクシィのような事業者がどんどん勢いをつけてきたら、ニフティのような
旧来のネット事業者は大丈夫なんだろうかと不安を感じる。
昨秋東証2部に上場したニフティの株価はこのところ大きく値下がりし低迷している。
群雄割拠のすざましいネット事業者間競争に、ニフティやビッググローブのような
旧来型のネット事業者は勝負していけるのだろうか。
かつての名門大手が新進気鋭に飲み込まれてしまう事態も起きそうな予感すらする。
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