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2007年2月17日 (土)

交通事故裁判

さいたま地方裁判所である裁判を傍聴するため、10時半に家を出た。

去年9月に川口市で起きた4人の保育園児が亡くなった事故の遺族の福地さんと

傍聴支援活動を通して知り合ったことは、ブログに2度書いた。

12月3日の『ネットで知り合った人たちと過ごした1日』、それに1月26日の

『自動車運転過失致死傷罪』。

福地さんとは12月の傍聴支援活動以降ずっと交流を続けている。

今日は第2回目の公判がさいたま地裁で行われた。

公判開始は13時15分。

第1回公判同様今日もきっと傍聴希望者が多く、抽選になるのではと思い

いくぶん余裕をみて家を出た。

ところが浦和駅に着いたら12時半過ぎ。大急ぎでさいたま地裁まで歩く。

裁判所に着いたら12時45分。Fukuchisan_002

裁判所の入り口で福地さんがテレビの  

取材を受けているところに出くわす。

福地さんに挨拶しようと思い、数分間

待つが取材は終わりそうにない。

抽選に間に合わないのではと心配になり

裁判所に走って入った。

1階の廊下で、箱を持った裁判所の係官に会う。

『あっ、これは傍聴の抽選が終わったかな』と思い、係官に聞くと、案の定、

『たっ今終わりました』

『今日は倍率はどれくらいだったんですか?』と聞くと、『前回より低く、21の傍聴席に

対し、31名でした』とのこと。

2時間以上かけて来たのにタッチの差で間に合わず。

しかも、はるかに予想より低い倍率。

残念!しばし嘆く。

そのあと1階のホールに座っていらしゃった小栗さんを見つける。

小栗さんに会うのは12月の傍聴支援活動でご一緒して以来である。

小栗さんは千葉商科大学政策情報学部教授で、ブログを通して知り合った。

小栗さんはスピードリミットが設定できる車、ソフトQカーを開発され、その普及に

尽力されている。

ソフトカー・ダイアリー』というブログを通しソフトQカーPR活動を続けられている。

小栗さんも傍聴の抽選にもれたとのこと。

ホールでしばらくお話し、その後お茶を飲みに行き、2時間以上色々の話ができ、

とてもよかった。

小栗さんにお会いするのは2度目であるが、お互いにそれを感じさせないくらい

いろいろな思いがピタリと合う。

今日の公判については夜のニュースで繰り返しやっていた。

福地さんも何度もインタビューを受けていた。

被告の井沢は、『遺族には最終陳述で詫びればいいと思っている』

『今日の法廷では遺族の陳述があることは知っていたので、裁判所に来るのが

憂鬱だった』・・・ とんでもない人間である!

それに対し、福地さんほか遺族の皆さまは、『井沢を1秒でも長く刑務所に入れて

欲しい』

『4人を殺し、業務上過失致死罪で最長5年の刑。窃盗罪より軽い。この国の法律は

どうなっているのか』・・・

夜、福地さんの携帯に電話した。

『井沢は信じられないほど酷い人間。我々遺族だけでなく3人の裁判官、検察官、

マスコミ、全員あきれていました』

『この国の法律が不備であるため、井沢に対し最長5年の刑しか与えられない』

『車が凶器でなく、凶器は井沢。そんな人間に殺された娘たちは浮かばれない』・・・

論告求刑は3月2日、判決は3月16日に言い渡される。

最後に福地さんは『納得のいく結果が出るよう、最後まで関係部門に働きかけて

頑張っていきます』と言われた。

井沢のような人間は日本全国あちこちにいて、そのような輩が公道で車を走らせて

いると思うと。。。

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コメント

 
車だけではないと感じるんです。
建築、医療、教育、行政、、他。

僕はやっぱり O氏を許せないでいますが、
それは、彼がこの被告と同じ質の人間で、
同じ振る舞いを自身に向けるからですし、
司法には裏切られたようにさえ感じます。

もしも僕が交通事故で身内を亡くし、
加害者が開き直るような態度ならば、
出所後、僕は自分の手を汚してでも、
裁きを加えてやるかも知れません、、
 

タックさんのブログを読むたびに、
法律の矛盾を痛切に感じます。

一般社会や被害者の立場を全く理解していない
この国の法律はおかし過ぎます。

こんな単純な事を返ることが出来ない政治家。
自分に痛みが直接こなければ理解しようとしない
無神経さが腹立たしいです。

僕は小さいながらもフリペを発行しています。
何かお役に立てることがあれば、と
いつも考えています。
遠慮なく申し付けてください。

イシさん
フ=さん

井沢のような人間は決して珍しくありません。
これまでに交通死亡事故裁判の傍聴をした回数は
ゆうに50回は超えています。

また多くの事故処理、事故対応も見てきました。
加害者・被告は判で押したようにどうしようもない
酷いヤツたちばかりです。
だから事故を起こし、それをまた繰り返すのです。

福地さんたちが厳しく指摘されている現行法の不備に加えて、
司法も決して被害者・遺族の味方ではありません。
そのような事例も多く見てきました。


こういう態度をとる者は、安全な運転をする意志がないドライバーということで、「危険運転致死傷罪」の適用になってもよさそうなものと思います。

ganabioさん
書き込みありがとうございます。
「危険運転致死傷罪」の適用のハードルはあまりにも高く、
被害者・遺族がずっと問題にしています。
福地さんたちも検察庁に働きかけを続けていますが
検察の磐石なカベを崩すのは容易なことではありません。

福地さんとお話しになったのですね。苛酷な環境ですが、福地さんを孤立させない、そのために力になってあげてください。私もできるだけのことをします。

お会いでき、2時間以上お話しできたこと、いろんな思いがピタリとあうといっていただくこと、嬉しいかぎりです。

昨夜福地さんとお話しました。
10時過ぎていましたのでお疲れになっているだろうにと
思いながらもお電話しました。

電話したあと福地さんがお話になったことをブログに書きました。
最長5年といわれている井沢の刑を何としても長くするよう、
最後までやれることは全てやると言われていました。

PS 昨夜の小栗さんのブログへの許しがたい書き込み読みました。
   取られたご対応は極めて適切であったと思います。

返信が遅れ申し訳ありません。初公判に続きあまりにも酷い
内容に呆れかえりました。傍聴する価値はありません。
遠慮無くお電話下さい。
しかし、検察官は非常にいい仕事をして下さいました。
相手の情状をねじ伏せてくれたと思います。
3人の裁判官も被告を質問攻めにする等呆れたようです。
しかし、盤石なのですね。
気は緩めません。

担当の検察官、それに3人の裁判官がいいとのお話は
何度もお聞きしました。
ただ、磐石な組織です。
また裁判官の心証はなかなか読めません。
最後の最後まで考えられることをやり続けてください。
またお電話させていただきます。

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