« 熱海にて(2) | トップページ | 熱海にて(4) »

2007年1月30日 (火)

熱海にて(3)

10月11日のブログで熱海市の新市庁舎建て替えの話を書いた。

新市庁舎を建てることは前市長時代に既に決まっていて、コンペに参加する業者、

1次審査、2次審査の段取りも決まっていたそうである。

齊藤新市長は、就任早々の昨年9月、『市民から広く意見を聞く機会を設けたいので、

審査のスケジュールを延期する』ことを決めた。

その後、市長は公約通り、11月に熱海市で初めてのタウンミーティングを7ヶ所で行い、

市民の意見・要望を聞き、それをもとに2次審査に臨むという手順を決めた。

本日、建設設計コンペに残った3社を対象に2次審査が行われ、その傍聴に行った。

朝10時にスタートし、3社のプレゼンテーションと12名の審査員による質疑応答が

午前中行われた。

午後は3社が壇上にあがり総合質疑、その後審査員による採点、最後に結果発表、

すべてが終わったのは4時半だった。

途中居眠りした時間もあったが、最後まで傍聴した。

Shichousya_003_1 Shichousya_005_1

提案の評価ポイントは、①建設手順の有効性 ②必須事項の遵守と企画性 ③行政

機関としての機能性 ④観光地としての意識度 ⑤防災拠点としての機能性 ⑥市民

参加の手法・・・など10項目の問いかけに、いかに対応するかについて各社がプレゼン

テーションを行った。

各社の提示した建設費はおおよそ35~40億円のようである。

審査委員長である齊藤市長をはじめ12名の審査員が10項目の評価ポイントにつけた

点数を集計し採点が行われた。

採点のやり方は、準備されたExcelの採点表に各社が獲得した点数を全員の見守る中

壇上で入力し、それを壇上のスクリーンに映し出すという、公正を期した採点方法が

とられた。

結果、A社(類設計室)が他の2社にかなりの差をつけてコンペを制した。

10項目中9項目で1位であったので悠々勝ったと言っていい。

最後に齊藤市長から、『本日のプレゼンテーションの内容をベースに市民参加のもと、

基本設計を行うことになる。市民参加型の新しい公共建築のモデルにしたい。

市役所と市民が2人3脚で、類設計室とともに、熱海の特性・地域性を活かした

すばらしい庁舎が出来上がることを期待する』との挨拶があった。

初めての経験で大変おもしろかった。

終わったあとあらためて庁舎を見て回った。

およそ50年前につくられた建物で外観、内部とも明らかに限界を感じる庁舎である。

これでは職員の士気は盛り上がらないであろうし、”再生熱海”の顔にもなり得ない。

財政事情が極めて逼迫した熱海ではあるが、何とか建設費を捻出し、自信を持って

次世代に継承できる立派な庁舎を造ってもらいたいと、あらためて思った。

   Shichousya_007  Shichousya_006  

 

« 熱海にて(2) | トップページ | 熱海にて(4) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 熱海にて(3):

« 熱海にて(2) | トップページ | 熱海にて(4) »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
フォト