マイクロソフトとの打ち合わせ
7月15日のブログに、フューチャーリンクネットワーク社の地域ポータルサイト
『まいぷれ』のことを書いた。
ヤフーやグーグルでは検索が難しい生活に密着した地元の情報を求める人たち、
例えば、子育てをしているお母さん、介護している人、習い事をしたい人・・・
『まいぷれ』は、そういう人たちに役立つ地域情報ポータルサイトである。
『まいぷれ』のホームページの先頭には、こう書いてある。
『ちょっとがんばれば自転車でまわれちゃう。そんな小さなまちの情報をお届けします』
マイクロソフトは、フューチャーリンクネットワークの思い(と言うか、創業者の石井社長の
思い)に共感し、支援を続けている。
『まいぷれ』のことをボクに紹介してくださったのは、SITA(シニアITアドバイザ:サイタ)の
交流会で基調講演をお願いし以来知り合いになったマイクロソフトの市場開発部の
M部長である。
会員ではあるものの遠方であるため、ほとんど活動に参加できていない
『NPO法人ユニコムかつしか』が何かフューチャーリンクネットワークと連携できるのでは
ないかと思い、ユニコムかつしかにフューチャーリンクネットワークと『まいぷれ』を
紹介した。
昨日、フューチャーリンクネットワーク・マイクロソフト・ユニコムかつしかの3者で初めて
意見交換の打ち合わせを持った。
以前からお会いしたかったフューチャーリンクネットワークの石井社長に初めてお会いし、
いっぺんに石井社長の持つ想い・情熱・エネルギー・行動力に魅せられた。
地域情報ポータルサイトをつくり、維持してゆくには、大変な人手と労力が必要である。
石井さんは何度も、『愚直にやっています』と言われた。まったくその通りだと思う。
30名の社員でよくぞここまでとの思いが痛切にした。
行政が支援し、制作・維持しているポータルサイト(まいぷれ)も出てきている。
その代表が川崎市宮前区のまいぷれ。官と民の情報がうまく融合したポータルサイトに
なっていて、住民に重宝され広く利用されているそうだ。
今やどこの市区役所でもホームページは持っている。ただ、役所の部署毎の縦割り
情報が多岐にわたるため、ひとつのホームページには収まり切れていないのが
実情である。
役所情報が一元化され、それに民間情報が付加された地域ポータルサイトは住民の
望むところである。『まいぷれ』はまさにそれを目指している。
石井社長は会社を興して6年。
まだまだ発展途上でいろいろ大変な状況のようであり、華やかなITベンチャー企業の
仲間入りはもうしばらく先になりそうである。
明らかに社会に役立つことを愚直にやられている。
こういう方、こういう会社には是非とも成功して欲しい。
他のSITAグループにも声をかけ、連携の可能性を探ることを石井社長に約束した。
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