NPO月例会
町田市を中心に活動している『NPO法人 アクティブSITA』の月例会に参加した。
※ SITA(Senior IT Adviser:サイタ)
毎月第2火曜日の夜6時から行なわれている。
第1回の月例会が開催されたのは平成15年の11月だから、ちょうど3年になる。
3年間休会はまったくなく、幹事持ち回りで毎月開催されている。
メンバーの参加率も高く、毎回誰かが講師になって勉強会がずっと続いている。
スゴイことである。
長期にわたり、これだけ高いモチベーションを維持しているNPOは珍しい。
昨夜は特に内容が豊富で、活発な議論となり終わったら9時前だった。
アクティブSITAの活動の中心は、
① 地域のITリテラシー向上事業 ② 行政・企業・各種団体との協働事業
町田商工会議所との連携が深く、商工会議所の会員(地元商店・企業)向けホーム
ページ制作事業の説明があった。
商工会議所が費用の一部を負担し、比較的廉価でアクティブSITAが請負い、制作した
ホームページは会員から評判がよく、今後も継続して受託が期待できるとのこと。
ふたつ目の事業説明は、NPO法人『特養ホームを良くする市民の会』と一緒に行った
『有料老人ホームに関するアンケート調査結果の冊子化支援事業』について。
東京都と神奈川県の150を超える有料老人ホームで取られたアンケートの調査結果の
膨大なデータを書籍にまとめ上げた作業報告であった。
『有料老人ホームの賢い選び方』の観点から、医療機関との連携状況、職員の体制、
情報開示の程度等、多岐にわたる調査情報が網羅された立派な書籍として完成し、
書店で1400円で販売されている。
当事業でのアクティブSITAの収入はほんのわずかである。まさに地域のために役立ち
たいとの思いで行われたボランティア事業である。
実施した事業以外に、『こんなことに関心ありますか』とのタイトルで2件発表があった。
1件目は、2001年から大和市で視覚障害の方々にボランティアでパソコン指導を
行っている方から『音声ソフトについて』説明していただいた。(音声読み上げソフト、
メールソフト、ホームページ閲覧ソフト、ニュース読み上げソフト)
勉強することは途方もなく大変であるが、目の不自由な方にとってパソコンがどれほど
すばらしいものであるかが、おぼろげながらわかった。
最後に『ネットとパソコンの話題』とのタイトルで、最近話題のマイクロソフト vs グーグル
問題をわかりやすく説明していただいた。
Web2.0、Gmail、Googleの画像検索・・・ 最近耳にするいろんな話が出た。
会社に行かなくなって、新しいことを耳にしたり勉強する機会は少なくなった。
『ウエッブ進化論』(梅田望夫著、ちくま新書、2006年2月刊)がお勧めとのことで、
早速買ってこようと思っている。
おかげで大変充実した3時間が過ごせた。
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