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2006年7月24日 (月)

あれから2年(8)

カンボジャシリーズの締めは、やはりアンコール・ワット遺跡。

アンコール・ワットは、カンボジャで唯一といえる観光の街、シェムリアップにある。

プノンペンからシェムリアップまでは飛行機で45分。カンボジャでただひとつの国内線。

アンコール・ワットは、クメール王国の全盛期、12世紀末から13世紀初頭にかけて

造営された巨大な建造物。

ジャングルの中には、まだ発見されていない遺跡があると言われている。

酸性雨のためか外壁の色が黒ずみ、傷みもかなり進んでいるとのことで、お金のない

カンボジャゆえ、大変心配である。

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最後に、もう一度ポルポトの話を。

報告書が完成し、帰国の5日前、発つ前にどうしても行っておきたい場所があった。

トゥール・スレン博物館である。

1975年4月から79年1月まで3年9ヶ月に及んだポルポト政権下では全土で

無謀な共産主義化改革が強行された。

反革命分子とみなされた人たちは全国に多数作られた刑務所に送られ、拷問の末

虐殺された。

トゥール・スレン博物館は、当時、『S21(Security Office21)』と呼ばれた刑務所で、

ポル・ポト政権以前は高校の校舎だった。

トゥール・スレン刑務所には、約2万人が収容され、生還者はたった6人だったと

言われている。

現在は、ポル・ポト派の残虐な行為を後世に伝える博物館として、一般に公開されて

いる。

2ヶ月間のカンボジャ生活、定年退職後の仕事としてはタフな仕事であったが、本当に

たくさんの貴重な経験をし、多くの出会いがあった。

日本に生まれ育った幸せを痛感しながら過ごした2ヶ月間でもあった。

『あれから2年シリーズ』に長い間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

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