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2006年7月10日 (月)

あれから2年(3)

『アジアの中で最貧国であるカンボジャが、今後社会インフラを整備・構築してゆく上で、

情報通信技術をいかに活用していけばよいかを調査し2ヶ月間かけて提言を報告書に

まとめる』、これが6人のデレゲーションの役割であった。

日本側の窓口である総務省・JICA、それにカンボジャ政府、特に現地のパートナーで

あるカンボジャ情報通信開発庁の期待は大きかった。

期間はたった2ヶ月、容易な仕事ではなかった。

幸いチームリーダがJICA関連の海外支援・協力事業の経験が豊富でリーダシップの

取れる人であったため、彼を中心に全員で2ヶ月間頑張った。

何と言っても、先ずは現状を知る必要がある。

6人で手分けして、政府機関・地方自治体・行政機関・企業・学校・商店・家庭を

ヒアリングして回った。

JICAから政府機関に派遣されている多数のJICA専門家とも面談した。

プノンペンだけでなく、5ヶ所の地方都市も回った。

最終的に訪問した先は80ヶ所を超えた。

各自ヒアリングしたあとは情報通信開発庁が用意してくれた事務所に戻りレポートを

まとめ、6人で議論し、次の訪問先の準備をするという作業の繰り返しだった。

40日過ぎたあたりからどのように分担しどのようにまとめてゆくかの議論をはじめた。

最後の3週間は土曜・日曜も休むことなく、各自ホテルの部屋で缶詰め状態となり、

追い込み作業を行った。110148

まとめた報告書はパワーポイント

資料で202ページ。 

報告する日も決まった。

帰国の1週間前、場所はインター

コンチネンタルホテルのゲストルーム

プレゼンの相手は情報通信開発庁                         

長官のリーウッド氏(上の写真右中)    110001

リーウッド氏は大所高所からものを

見て判断できる立派な方だった。

長官とは何度かみんなで食事をした。

プレゼンに対しても、長官から色々

質問や指摘を受け、大変実のある

議論ができた。長官から『30分時間を

取るので、ソクアン副首相にもぜひ120105

説明して欲しい』と頼まれ、

帰国3日前、JICAの所長も同席し、

議員会館で副首相(写真右側)に 

説明を行った。

30分の予定が活発な質疑応答で、

結局1時間半かかった。                                                 

『大変良い提言をまとめていただいた。今後もぜひ継続して支援して欲しい』との

謝辞をいただいた。当日はテレビの取材も入った。     

すべてが終わり、10月29日にプノンペンを発って、バンコク経由で、30日朝成田に

着いた。

無事任務を終え、さわやかな気持ちで2ヶ月間寝食をともにした5人の仲間とお互い

の労をねぎらいながら別れた。

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