納得、その通り
メーリングリストで流れてきた作家の三田誠広さんのホームページ日記を紹介する。
わりと見方が面白いので、時々のぞいている。
三田さんは1948年生まれとのことで、まさに団塊世代。
2004年に刊行した『団塊老人』(新潮新書)は、2007年から定年を迎え始める同世代
(団塊世代)へのメッセージとして話題を集めているそうである。
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■もうひとつの2007年問題
2006年の正月である。
一般に2007年問題といわれている、その2007年が目の前に迫ってきた。
そういう1年が始まろうとしている。
2007年問題というのは、団塊世代の先陣(1947年生まれ)の人々が、60歳で定年を
迎えるということだが、定年の規定は職場によって違うし、定年のない仕事もあるので、
2007年に爆発的に何かが起こるわけではない。
しかし2007年を出発点として、数年の間に、かなり多くの人々が定年を迎えることは
確かなので、沖合にツナミの波頭が見えている、といったくらいのスリルはある。
2007年は、定年だけの問題ではない。
夫婦が離婚した場合、年金(厚生年金など)が分割できるようになるのもこの年が
スタートである。
こちらの方は、まさにツナミである。
爆発的に熟年離婚が増える。
その前に裁判や調停で、えらい騒ぎが各地で起こる。
この2007年問題に備えるための秘策は、一つしかない。
男は男としての魅力を失わず、女は女としての魅力を失わず、互いの魅力を評価し、
尊敬し、愛し合って生きるということに尽きる。
この場合、専業主婦は、少し前に更年期障害も子育てが終わった燃え尽き症候群も
通過しているだろうから、問題は少ない。
男は定年を迎えると同時に熟年離婚の危機が迫ってくる。
男としての魅力を失わないとはどういうことか。
20歳くらいの時のことを思い出せばいいのだ。
団塊世代にはパワーがあった。社会の常識に反抗して、やりたいことをやった。
あの時と同じように、もう一度、青春が始まると考えればいい。
やりたいことをやる人間には、輝きがある。
自分で会社を興すのもいいし、老人フリーターをやりながら趣味に生きるのもいい。
明日に希望をもって、元気に生きる。
夫に輝きがあれば、奥さんも必ずや、夫に惚れ直すことだろう。
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