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2005年12月 7日 (水)

生命(いのち)のメッセージ展

10月の高崎に続いて開催された「生命のメッセージ展」を再度見に行った。

「生命のメッセージ展」は、交通事故や犯罪等により理不尽・不条理に命を絶たれた

人たちのかけがえのない大切な命の証をたどり、いのちの重さを訴えることを趣旨に、

全国各地で展示活動が行われている。 http://www.inochi-message.com/

活動は2001年にはじまり、今回は、学生が中心に企画・運営され、早稲大学で開催

されている。31ヶ所目の開催である。

プログラムには、以下のように書かれている。

”学生たちのいろんな『WANT』がメッセージ展を創り上げる原動力になりました。

なくしたい。なくしたくない…。知りたい。感じたい。見つめ直したい。

乗り越えたい。つながりたい。忘れたくない。・・・伝えたい。   

スタッフひとりひとりがそれぞれの『想い』を抱え、心を震わせながら、

『生命』や『生きること』と向き合っています”

亡くなった方へのご家族の想いを読み、写真を見て、毎回涙する。

何故、今回早稲田大学で開催されているのか。

2001年にこの活動をはじめられたのは、座間市の鈴木共子さんという方である。

鈴木さんは、2000年4月、母ひとり子ひとりの中で育てられた最愛の息子零くんを

交通事故で亡くされた。

無免許・無車検の酔っ払い運転の加害者が起こした極めて悪質な事故であった。

零くんは1年浪人し、みごと早稲田大学に入学した。その直後の痛ましい事故だった。

悲しみのどん底の中、鈴木さんは立ち上がり、交通事故や犯罪等により理不尽・不条理に

命を絶たれた全国の被害者に呼びかけ、2001年、「生命のメッセージ展」を始められた。

活動の趣旨に賛同し、ともに活動に参加する人たちの輪が全国にどんどん広がり、

31回目の今回、早稲田大学での開催となった。

早稲田大学での開催は、零くんの在籍していた大学だからの理由だけではない。

実は、零くんが亡くなったあと、鈴木さんは零くんのために何かできないだろうかとの

思いで、零くんが頑張って入学した早稲田大学を受験することを決意された。

鈴木さんの受験勉強、特に英語がいかに大変だったかは、当時時々電話をいただき、

お話しを聞いていたのでよく知っている。

鈴木さんは猛勉強され、3年前見事に早稲田大学に合格された。

大学生になってからも、鈴木さんから、充実した大学生活のお話を聞く機会が時々あった。

そして今回、早稲田大学学生会館の広い会場での「生命のメッセージ展」の開催となった。

久しぶりに鈴木さんとじっくりお話しができた。

鈴木さんは興奮しながら、「聞いてください。実は、スゴイ話があるんですよ!」と言い

ながら話してくださったことがある。

それは、来年は早稲田大学創立125周年だそうで、その記念事業のひとつとして、

大企業数社協力のもと、「生命のメッセージ展」をテーマとした映画つくりの話が

進みつつあるとのことである。kyoukosan

零くんの事故から5年半。

その間、お付き合いさせていただきながら見てきた

鈴木さんの様子を知っている者のひとりとして、自分の

ことのようにうれしくなった。

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