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2005年11月29日 (火)

市民風車

今朝のNHKニュースで「市民風車」について特集していた。

大きな羽根を持ち、海岸沿いや広い畑で回っている電力風車は、設備を準備さえすれば、

安価な維持費で運用できる電力源である。我が家の近くでは、三浦半島のキャベツ畑で

ゆうゆうと回っている電力風車は、見ているだけでゆうゆうとした気持ちになれる。

これまですべて行政の費用負担により造られてきた電力風車に加えて、最近住民負担

による「市民風車」が出来始めたとのニュースであった。

これまでに北海道と青森に5基造られ、近々茨城にできる予定で、この動きは全国に

広がりつつあるとのこと。

「市民風車」の設置に必要な費用のうち、40%は国が負担、残り60%(約2億円)を

市民の拠出金でまかなうとのこと。市民一人当たりに拠出金は一口50万円。

市民は寄付するのだろうかと思いながら、話を聞いていたら、そうじゃない、最近はやりの

ファンド事業者が組むファンドに投資するとのこと。

ファンド会社は集めた資金をもとに、「市民風車」がつくりだした電力を地元の電力会社に

売り、売上金を投資した市民に配当の形で還元することで運営される。

地域の環境保全のためにとの思いで参加した地元の北海道の方がインタビューで

「2口の参加で3年間で10万円近くの配当があり、思った以上の額にびっくりしている」と

話していた。

ファンドへの投資であるからもちろんリスクはあるし(例えば、天候の関係で計画通り

電力をつくり出せなかった)、元本が保証されているものではない。

ただ、自分たちが生活している地域社会のため、また地球環境問題への一助になるため

との思いで、新たに立地される「市民風車」に対し、参加する人が増えてきているそう

である。子供や孫の名前で参加する人も少なくないとのこと。

いい話だと思いながら聞いた。

地域の福祉・介護・教育・環境等を目指し設立されたNPOは全国にたくさんある。

いずれも財政状況は厳しい。

今後、「市民風車」同様に、活動を資金面で支援するファンド事業主と、活動に賛同する

市民の連携で、さまざまな地域活動が活性化してゆけばいいなあと思いながら、

番組を観た。

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