庭に鳩が巣をつくった
巣に気がついたのは4月20日。
外からは見えにくく、巣つくりには格好のこんもりした月桂樹の木に作った。
右はボクが寝起きしている部屋で、朝晩、雨戸を開閉する。
開閉の音にびっくりするだろうと思い、朝晩『ごめんね』と言いながら開け閉めした。
巣をつくったあと、卵を産んで、ずっと巣から離れることなく抱卵をはじめた。
ある日、卵が3つ、ちらりと見えた。
四六時中、ずっと卵を抱き、巣を離れることはなかった。
あまりにも抱卵期間が長いので、ネットで調べてみた。
『ヒナの孵るのは抱卵から約18日。20日以上経って孵らなければ、親鳩は自然と
抱くのを止める』と書かれていた。
ゴールデンウイークに、巣の下に卵がひとつ落ちて割れているのを見つけた。
20日間が過ぎても、じっと抱卵している様子だった。
ただ、下から巣を見ると、巣づくりの材料が明らかに足りなく、すけすけ状態。
これでは卵が落ちても仕方ない。
何かエサを食べているのだろうかと、ずっと心配だった。
そのうち、あることに気がついた。
抱卵している鳩が鳴くと、家の前の電線にとまっているもう一羽の鳩が鳴き、
そのうち電線にとまったいた鳩が巣にきて、抱卵していた鳩と交代し、抱卵して
いた鳩は巣から飛び立って行く。
カミサンの『夫婦交代で卵を温めていて、交代しながらエサを取りに行ってるのよ』
という意見に納得。
ボクが熱海に行っていた間は、カミサンに様子を知らせてくれるよう頼んでおいた。
カミサンから『動かないようなので、死んだのでないか。怖いからよく見ることが
できないので、帰ってきて見て』と数度連絡があった。
帰ってきてすぐ見ると、まだ巣にはいるものの、ぐっとやせていた。
2日後、朝起きて巣を見ると、いなくなっていた。
1ヶ月以上、やきもき心配させた鳩だったが、どこかに飛んでいったのだろう。
元気であればいいが。
たまたま今日は佐渡でトキのひなの巣立ちが大きな話題になった。




















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